皆さんこんにちは~
今回は「違った角度から見た家庭内別居」についてお伝えしたいと思います。
まずはじめに皆さんに質問です。
みんさんは家庭内別居といえばどのような印象を持たれているでしょうか?
この質問にほとんどの方々が「家庭内別居は悪いイメージがある」と思われていることでしょう。
それは夫婦間で顔を合わせなかったり言葉を交わさず無視しあったり妻が夫の食事の用意や洗濯をしないケースが見られるからです。
確かに一見すると家庭内別居はろくでもないイメージしか湧かないかもしれません。
しかし見方によっては普通の夫婦関係とはかけ離れた特殊な婚姻関係が成り立つと言っても過言ではないのです。
家庭内別居における最大のメリットは離婚を回避できる事
悪い悪いと思われがちな家庭内別居ですが見方を変えれば良い面だってあるのです。
それは一時的なしのぎであれ離婚をされないということです!!
一般的な夫婦関係の破綻はどちらかが家を飛び出し離れ離れの生活を強いられることとなります。
そうなるとやがてはその環境に慣れ、また夫婦一緒に一つ屋根の下で生活をすることが気持ちの上でも厳しくなるのです。
しかし家庭内別居においてはたとえ不満を持ち離婚したいと思っていても何かが心の中に引っかかるがゆえに離婚まで踏み切れないのです。
それは子供の将来であったり離婚後に自分一人の力で生計が立てられなかったりといった理由もあるでしょう。
となれば相手に対して余計な詮索や刺激を与えなければたとえ夫婦間の会話はないにせよ離婚は回避できるのです。
そしてやがてはこの環境に夫婦お互いが慣れていきます。
会話がなかろうが無視しあおうが一緒に住んでいる以上、夫婦は夫婦。この状態であれば婚姻関係が破綻しているとは裁判でも認められにくく形上の夫婦を演じることもできるでしょう。
世間体を気にし子供の将来を気にするのであれば他人から見ればこの不自然な夫婦関係もまた一つの夫婦像であると言っても過言ではないのです。
こうして見れば家庭内別居と言えど離婚を回避することが出来ますのでメリットは大きいともとれるでしょう。
住居を共に生活していれば復縁のチャンスは必ず巡って来る!!
夫婦お互いの気持ちがかけ離れた家庭内別居、しかし住居さえ共に生活をしていれば必ず復縁のチャンスが巡ってきます。
一緒に住んでいて復縁と言うのもおかしな話ですが「夫婦間の意思の疎通」がなければそれは夫婦ではなく同居人でしかありません。
別居されてしまっては元も子もありませんがたとえ夫婦の会話がないにせよ住居を共に生活しているのであれば不満を持つ側の言いたいとすることを素直に聞き入れ誠心誠意、尽くしていけば心を許す場面が出てくるはずです。
そのためには精神的にはきついかもしれませんがどんなに自分が納得できなくても相手側の立場になって相手の気持ちをわかってあげられる人間であり続ける必要があります。
それができれば離婚を回避し復縁できるチャンスは必ず巡って来るのです!!
例え主従関係になろうとも妻や子供に見放され、嫌われ、たった一人になろうとも「離婚されるよりは断然良い!」そう思える強い人間であれば形上の家族は保てるのですから。
目の前にいる相手に直接訴えかけ壊れた夫婦関係の修復へと繋げる事が出来る。それこそが家庭内別居に隠された最大のメリットなのです。
このチャンスを活かすも逃すも自分次第!
ここが家庭内別居から離婚か復縁かの分岐点となることでしょう。
まとめ
今にも離婚されそうで悪い印象しか見られない家庭内別居。
しかしこの別居の形は夫婦が離れて暮らすよりも復縁への可能性は限りなく大きく会話はなくとも住居を共にすることができるため精神的負担も少ないものです。
何事も物は捉えようです。
家庭内別居に陥ってしまい「あぁ・・・もう駄目かな・・」と思うよりも「まだ、生活を共にしているだけ夫婦仲直りのチャンスがいくらでもある!」と前向きに捉えてこそ未来は変わるのです。
一度、別居されてしまうとお互いに顔を合わせる事すら困難になりますので夫婦関係の修復は極めて困難なものとなってしまう。
だからこそ、家庭内別居は離婚直前の最後のチャンスだと思って相手のために精一杯、尽力するしかないのです。
チャンスはそう何度も巡って来ないものです。
ひょっとしたら家庭内別居が離婚を踏みとどまらせる最後のチャンスになるかもしれません。
是非、参考にして頂ければ幸いです。
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