みなさんこんにちは~
今回のお題は「会話のある家庭内別居」についてのお話です。

えっ!?会話のある家庭内別居?
家庭内別居って会話がないことを言うんじゃないの?
確かにその通りです。
家庭内別居と言えば普通は夫と妻との関係が冷え切った状態にあり、会話もない状態にあることを言います。
しかし、家庭内別居の形はそれだけではないのです。
中には少なからず会話がある状態で家庭内別居に陥ってしまっている夫婦もいるのです。
どう言うことかと言えば、「今日はゴミ出しの日です!」とか「今日は食事は外で済ませて来てください!」みたいに夫婦であるにも関わらずパートナーへの愛情すら感じさせない会話を続けることです。
必要最小限の会話・・・と言うよりは指示・命令に近いものがあるでしょう。
しかし、この「少なからず会話のある家庭内別居」こそ復縁出来る可能性が非常に大きいと言っても過言ではないのです。
妻と会話のある家庭内別居は夫に改善の余地あり!
まずここで妻に見放され家庭内別居に陥ってしまった夫を例に考えてみましょう。
普通はこの状態にある場合、夫は妻に一歩間違えれば離婚されてしまうリスクが非常に大きな状態にありますよね?
そこに夫婦の会話も無く、食事も別々であれば洗濯も別々、一体なんのために夫婦で一緒にいることさえもわからない状態にあるのがごく一般的な家庭内別居です。
これに対して会話のある家庭内別居になると妻は夫に対して何かしらの言葉を発しようとします。
挨拶だけであったり、片言の短い言葉であったり、とても会話とは言い難いものです。
しかし、その言葉の節々には妻から夫に向けたあるメッセージが隠されているものです。
それが・・・
妻の夫に対する改善要求です!
妻は夫に対して抱えている不満や問題点を家庭内別居中にも関わらず端的な会話を通して伝えたがっていることでしょう。
そうでなければとっくに家を飛び出し別居に至っているはずです。
しかし、そうまでせず自分の夫に対する気持ちを「会話のある家庭内別居」と言った形で表している妻のやさしさに気付いてあげるべきなのです!
裏を返せば、「離婚をするにはまだ早い!今後の夫の心構え一つ・対応一つで夫婦関係は改善できる!」と言っているようなもの。
こんなやさしい妻の気持ちに気付いてあげることさえ出来ずに「もう家庭内別居で以前のような夫婦関係に戻れない・・・」などと嘆いている愚かな夫達が本当に多い現状にあるのです。
「会話のある家庭内別居状態」を大切にできない夫に復縁の芽など絶対に出ない!
妻と何かしら言葉を通して接点が持てる会話のある家庭内別居。
この状態こそ夫に残された妻との復縁を試みる最後のチャンスだと思っても良いでしょう。
この瞬間を、少なからず妻が夫に対して何かしらのアクションを起こし、手を差し伸べてくれている今の状態を大切にできない夫は離婚されて当然です。

どうして良いのかわからないまま家庭内別居状態が続いた挙句、妻は家出をし実家に帰ってしまった・・・
もし、こんなことを言っているような夫がいれば私はこう言いたいです。
せっかくの妻の最後のチャンスを棒に振り、離婚を招き入れたのはあなた自身だ!
なぜ家庭内別居と言えど、会話を持ちかけてくれた妻の気持ちをくみ取り、改善の余地があったにも関わらず何も行動に起こせなかったのか?
そう言いたいです。
妻の心の叫びを察知することも出来ずしてどうして復縁出来ると言うのでしょうか?
こんな鈍感な夫だからこそ別居され、離婚されてしまうのです。
会話のある家庭内別居はレアなケースに思えがちですが、何もいきなり最初から夫婦で同じ屋根の下に生活していて「会話がない!」何てことは無かったことでしょう。
毎日、毎日、妻は夫に対して何かしらのアクションを起こしていたにも関わらずその事に気付いてあげることも出来ず、さらには何もしなかったことが会話のある家庭内別居から会話の無い家庭内別居へ、さらには本当の別居状態へと移行してしまうのです。
妻を大切に!妻の小さな変化を見落とさず夫婦関係修復に努めよう!
昔は夫のことを大切に思い、出来る限りのことを尽くしてくれたやさしかった妻。
それがいつの間にか家庭内別居状態になり口数も少なく、夫の顔を見れば不満をあらわにした表情に変化してしまった妻。
しかし、そんな妻にしてしまったのは誰でもない、夫自身だと言う事を忘れないでほしいと思います。
会話のある家庭内別居はそんな夫に対して「出来る事なら改善してほしい!」と願う妻の最初で最後の心からの訴えではないでしょうか?
そんな夫思いの妻を大切に!
日々の生活における妻との数少ない会話の中から「妻の小さな変化」を察知し夫婦関係の修復に努めてほしい!
会話のある家庭内別居は最も復縁しやすい状況にあることに変わりはないのですから。
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