モラハラ被害を裁判で証明するために必要な証拠集めの方法とは?

みなさんこんにちは~

今回は今や大きな社会問題となりつつある「モラハラ(※通称モラルハラスメント)」においてその中でも「モラハラ被害を受けた際の証拠を集める方法」についてお伝えします。

そもそもモラハラとは何なのかと言えば以下の通りです。

モラハラとは言葉や態度により人の心を傷つけようとする精神的な威圧のことを言います。

この「精神的に」というのが曲者でして「目に見えない形」で相手の心を傷つけようとしますのでそこに証拠が残りにくいのです。

証拠が残らなければどうなるのか?

そう、例えモラハラ被害を受けていたとしても裁判で証拠不十分となり立証することが難しくなるのです!

このモラハラと言うのは夫婦間の問題だけに留まらず職場の人間関係にまで幅広く浸透し多くの人達が悩まされ続けている現状にあるのです。

そこで今回、このモラハラを受けた際に「どのように証拠として形で残すのか?」についてお伝えしますので是非、最後まで読んでみてください。

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モラハラの証拠の集め方を知っておくことで裁判での立証が可能に!?

モラハラと一言で言ってもなかなかピンとこない方々もいるかもしれませんので例を挙げてみますと・・・

夫婦間のいざこざや職場での人間関係においては相手の人格を否定するような言葉や態度・執拗な嫌がらせやいじめ・迷惑行為などがあふれかえっていますよね?

何でこの人はこんなモラルの無いことを平気で言うんだ?

こ・これはモラハラよ!

何でもかんでもモラハラに結び付けるのはどうかと思いますが少なくとも「精神的ダメージ」は計り知れないものがあり「心の病」に陥り精神病を患ってしまうことだって多いのです。

そうなれば必然的にモラハラを受けた側の人間は裁判を起こすことになるのですが、ここであることに気付きます。

モラハラ被害は証拠らしい証拠がないことです!

冒頭にもお伝えしましたがモラハラは「目に見えない形での精神的な威圧」ですので証拠を残し裁判で立証することが非常に困難になるわけです。

ではどうすれば良いのか?

それには常日頃からモラハラを受けることを想定し「目に見える文字や音などの形」として証拠を残しておかなければならないのです。

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モラハラ時の証拠となる物は医師の診断書やボイスレコーダー

モラハラにおいて有力な証拠となるものは以下の2つです。

  1. モラハラを受けた際に通院した際の病院の診断書
  2. モラハラを受けている最中に録音した相手の声やメールなどの文字

1つ目は心療内科や精神科に通院しなければならない状況になった際に医師の診断書を作成してもらうことです。

医師の診断書があれば「確かにモラハラ被害を受けている!」と第三者が見ても物的証拠として残ります。

しかし・・・これだけは駄目です!

なぜなら診断書と言ってもそれが「モラハラを受けた影響により生じたものかどうか」を決定付けられないからです。

だったらどうするか?

この診断書を確定付けるために相手から送られてきた精神的ストレスを与えるメールやその事実を確認している第三者の証言なんかも有力な証拠になります。

それかどうしても何も証拠らしいものが残せられないのであれば自分で証拠を作るしかありません。

それが2つ目のボイスレコーダーによる録音です。

相手がギャーギャーわめきちらす言葉をボイスレコーダーに録音するのです。

今はコンピューターの発達でスマホのアプリを用いていとも簡単に録音が可能です。

スマホを自分のポケットに忍ばせ録音すれば立派な証拠として残りますよね?

ここまでモラハラを受けた際の通院による診断書や相手のメールなどの文字、第三者の証言、そして録音による声が出てきました。

これだけでもかなり有力な証拠になります。

しかしここでもっと確定付けるための要素が必要になってきます。

それが時系列に沿って「いつ・どこで・だれが・どのような」ことがあったのかを詳細にメモに残すことです。

もちろん嘘は駄目です。

モラハラ被害を受けたことばかりを書き綴っていてもいかにも自作行為に思われてしまいますので「いつ・なにがあったのか」を決定付けるその時の状況を合わせて書き綴ると良いでしょう。

〇月〇日、世間では○○な出来事が起こっている。

その日は相手からの精神的ストレスを受け心療内科に行き処方薬をもらい気持ちを落ち着かせた。

みたいな感じで残しておくと良いです。

「世間で起こった出来事=いつかを特定」、「病院での領収書の日付=いつ通院したのか?」、「メモを書き記した日時=いつ書いたのか?」こうすることで全てがマッチしぐっと信憑性が上がります。

モラハラを裁判で立証するには数多くの物的証拠を組み合わせてこそ!

結局、モラハラは形として残らないために時間が経つと相手も「おれ、そんなこと言ったっけ?」みたいにしらを切るケースがほとんどなのです。

ですから立証できるような証拠を数多く集めてこそ!

医師の診断書・ボイスレコーダーによる録音・第三者の証言・時系列に沿って書き記したメモ、これらの証拠を一つでも多く集め組み合わせてこそなのです。

いつ・どこで・だれから・どんなモラハラを受けたのか?

相手が言い逃れ出来ないようしっかりと証拠を集め、裁判で立証しましょう。

より多く!そしてより確実に!

モラハラは情報こそ有力な物的証拠となるのですから。

コメント一覧

  1. mai より:

    はじめまして。maiと申します。結婚3年目、夫婦ともに28歳、子供なしです。男性向けのサイトだとは思うのですが、女性として男性側の意見を伺いたくコメントさせて頂きます。
    夫はおそらくモラハラと類されるタイプの人です。突然機嫌が悪くなる、怒ると無視、喧嘩後の話し合いは質問攻めで気が付いたら私が謝るスタイルになる、体型や考え方をバカにされる等…。2度ほど離婚も考えてると言って話し合いました。その度に泣きながら謝られて、全部直すから一緒にいて欲しい、と言われ頑張りました。でも少し経つと、抑え気味ではありますがまた似たような事を言い出すんです。たしかに私もすぐに切り替えられずしばらく距離を取るから、歩み寄らない!努力が足らない!と怒られるのだとは思うのですが…。
    今回どうしても飲み込めない事が起き、体調も崩してしまったのでしばらく別居をしようと思っています。
    しかし、別居の相談をしたら何時間怒られたり泣かれるのか、何を言われるのかを考えたら怖くて言えません。仕事に行ってる間に出て行って、後で連絡を入れようと思ってます。
    話し合わないのはやはり間違いでしょうか…。

    • unluckyman より:

      maiさんこんにちは~
      いえいえ、男性向けサイトに見えますが女性の方々からの批判も多いので気軽にコメントして頂いて大丈夫ですよ~

      maiさん・・・あなたはやさしいお方ですね。
      モラハラ旦那の言動に耐え続け、自分は悪くないと思いながらも夫婦関係を円満に図るために自ら夫に頭を下げる。
      これが出来る女性が今の世の中にどれくらいいるでしょうかねぇ?

      maiさんの旦那さんのタイプですが実は現代の男性に多く見られる特徴の一つです。
      言い方が悪いですが少し精神的な問題を抱えているかもしれません。

      この手の類の男性は会社などで自分より立場が上の人や自分よりも強い存在にある人には何も言い返したりしないものです。
      でも、何かしら顔の表情に「ムッ!」とした感情が出ますので見ていてすぐにわかります。
      何もないときは穏便なんですが切羽詰まったり、批判されたり、自分が追い込まれた状況になると感情のコントロールができなくなります。

      そこで相手が自分よりも弱い人間やmaiさんのように「この人なら何を言ってもいいな・・・」と思うようになると自分でもわからないほど見境のない発言が飛び出すのです。
      まるで鬼のような形相になるので女性から見れば本当に怖いことでしょう。

      夫婦で夫が妻に怒るパターンとしては1つ目があなたの旦那さんのように我を忘れ相手の人格否定など言ってはいけないことを平気で言うタイプ。
      2つ目が怒りの感情の中にも「相手の事を最小限に注意しようとするやさしさ」を持ったタイプ。
      このどちらかです。

      あなたの旦那さんは前者の自分の心証に障ると我を忘れ怒り出すタイプでしょうね。
      その背景にはmaiさんなら何を言っても許されると確信があるからです。
      しかし「離婚」と言った言葉で現実に直面すると旦那さんの怒りのスイッチが切り替わるのでしょう。

      だからこそ泣くのです!
      本当はmaiさんと一緒にいたいのにそんな気持ちとは裏腹に冷たくあたってしまう・・・
      これは旦那さん一人の力では解決するのは難しいことでしょう。

      こんな精神的に非常に不安定な旦那さんと「話し合い」をすることも難しいと思います。
      maiさんの「何を言われるのかを考えたら怖くて言えません」と思う気持ちは当たり前のことです。

      で、これからどうするかですが・・・
      1.幸いなことにmaiさん夫婦にはお子さんがいないようですので離婚し新たな人生を歩む。
      2.旦那とこれからも一緒の生活を願うのであれば元の夫婦生活に戻る。
      この2つに1つではないでしょうか?

      前者を選択するのであれば何も言う事はありませんがもしmaiさんが後者を選択するのであれば、まずは自分の気持ちをメールで旦那さんに伝えてみてはいかがでしょうか?

      本当は旦那さんといつまでも楽しい夫婦でいたい!
      でも今のようなちょっとしたことですぐに声を荒げ怒りだすようでは怖くて話合いもできないし本音で語れない。
      そのことを理解してくれた上でゆっくり落ち着いて話を聞いてもらえないですか?

      みたいに旦那さんに連絡を入れると良いかもしれません。
      それでもどうしても旦那さんが怒るのであれば旦那さんとmaiさんのご両親を交えて現状改善に向けて話し合いの場を設けるのも良いかもしれません。
      そこまでやっても旦那さんの改善が見られないようであれば人生には諦めも必要かと思います。

      maiさんとの離婚に怯え泣くぐらいの夫ですからそんなに人は悪くないと思います。
      ただこればかりは生まれ持った人間性もありますのでご両親を含め、家族全員で解決して行かなければ問題かもしれませんね。

      今度、旦那さんが離婚を切り出され泣き始めたら、「私はいつもあなたが今、泣いているのと同じくらい悲しい気持ちを抱き続けてきました!」と言っておやりなさい。
      まずは夫婦で!夫婦で駄目なら家族みんなで!
      あまり一人で抱え込まないことです。勇気を持ち頑張ってくださいね~

  2. mai より:

    丁寧なご返信ありがとうございます。

    私的には1年前に話し合った結果、①無視をしない ②腕力に物を言わせるのはやめる ③浮気を疑って怒らない(したことはありません) ④家族や友人と出かける事で不機嫌にならない ⑤私の容姿や考えを侮辱しない 等を2人で決めたから次はないと思いました。

    結果的には、時間は短くなったが無視をする、痛いと言うと「なんでも痛いっていう!嘘つくな!」と言われるようになった、浮気を疑う、LINEや電話の内容をいつも聞いてくる、遠回しに侮辱するようになった…。
    悪化はしないし、ちょっと良くなったけど治らないという微妙なのが現状です。

    治ってないことも1度話し合いましたが、良くなってるから素直に受け入れないお前が悪い!と怒られてしまいました。

    今一緒に居ても離婚ばかり考えてしまうので、とりあえず別居しようと思いますが、罪悪感でいっぱいです。

    ただの愚痴になってしまって申し訳ないです…。
    こちらのブログにも書いてあるように、そんな妻でも一緒に居たいのか?と夫がしっかりと向き合って考えてくれるといいなーと思うばかりです。

    • unluckyman より:

      maiさんこんにちは~
      なんだか泣けてきますね・・・
      旦那さんはやさしいmaiさんに甘えているのでしょう。
      例えるなら子供が母親に不機嫌になり反抗的になるのと同じようなものです。

      「治ってないことも1度話し合いましたが、良くなってるから素直に受け入れないお前が悪い!と怒られてしまいました。」
      結局、旦那さんの行きつく先はここなんですよね・・・

      これじゃあmaiさんに限らずどんな女性だって耐えられないことでしょう。
      「どうしようもない夫だな・・・どうして妻の気持ちを理解してあげられないのだろうか?」と誰しもが思う事でしょうけど以前にもお伝えしましたように精神的に弱い男性にはこのような兆候が見られやすい。
      かと言ってなかなか改善できないものです。

      別居にあたって罪悪感を持たれるなんてmaiさんは本当にやさしい人なんでしょうね。
      旦那さんの本心はmaiさんと一緒にいたいと思っているんでしょうけどね~
      離婚を切り出せば泣き出したりしているようですし、おそらく別居になれば孤独に耐えられず毎日のように連絡が来るかもしれません。

      こんなことを聞いては失礼ですがこちらの旦那さんとお付き合いを始めた当初も今のようなmaiさんを無視したり不機嫌になり冷たく当ったりしたことはなかったのでしょうか?
      何かしら旦那さんのような方はそう言った素振りが見えるものですが・・・

      何はともあれ一つだけ共通して言えることは口ではあ~だこ~だ言っていますが旦那さんはmaiさんと一緒にいたい。
      そしてmaiさんも出来ればごく普通のトラブルのない夫婦生活を歩みたいと思っていることです。

      しかし、夫のわがままをmaiさんが我慢してまで一緒にい続ける価値があるかとどうかです。
      こればかりはmaiさん自身が決断するしかありません。

      別居をされ一度、旦那さんに頭を冷やしてもらうのも良いでしょう。
      今はmaiさんが旦那さんのそばにいないことがどれほどつらいことかわからないのでしょうね。

      世の多くの夫達は妻に別居されどうにかして戻って来てほしい一心で連絡をとろうとしたり手紙を出したりしているのに見向きもしてくれない。
      しかしmaiさんのようにこんな状況にありながらも別居さえも踏みとどまってくれる夫思いの女性もいる。
      旦那さんは早くその事に気付いてくれると良いのですが・・・

      旦那さんもまさか本心でmaiさんが離婚するとは思っていないからこそ態度を改めない部分もあるかと思われます。
      やはりmaiさん一人で解決が難しいのであれば旦那さんのご両親にも協力してもらうしかないのかもしれません。

      それでも駄目ならどうしようもありませんが、どうにか旦那さんが負の感情をコントロールできるようになれるといいですね。

      (※ちょこっと規約の関係上、文章中の単語を変えさせてもらっています。気にされなくて大丈夫です。これからも何かあったら気軽に書き込んで下さいね。)