みなさんこんには~アンラッキーマンです。
今回はモラハラは離婚理由になるのかについて考えてみたいと思います。
長年夫婦生活を共にするもお互いの意見の違いから不仲になり離婚に陥ってしまうケースは少なくありません。
そんな中でも夫が妻に対して何かと注意をし続けた結果、妻に精神的ストレスがかかり離婚したい感情が湧いてくるモラハラ。
このモラハラを理由に本当に離婚ができるのでしょうか?
夫婦間でお互いの意見が食い違った際にお互い平行線のままだと最終的には裁判になります。
裁判と言っても様々な裁判がありますがこのモラハラは裁判離婚を経由して判決が下されるのです。
結論から言えばモラハラを理由に離婚できるとも言えるし出来ないとも言えます。ただ、どちらかと言えばモラハラだけの理由で離婚することはまずもって不可能!!
万が一、離婚になるとすれば夫が妻に対してよほどのダメージを与えるような場合に限られますので様々な要因を分析して裁判所が判決を下すことになるでしょう。
モラハラ離婚は裁判離婚で判決が下ります!!
まず最初に裁判とは離婚がこじれた際に夫婦どちらかの主張を決定づけるために行うものです。そしてその裁判は次の三つに分かれます。
- 協議離婚
- 調停離婚
- 裁判離婚
この中で協議離婚と調停離婚は夫婦お互いの関係を円満に持っていくために調停員が夫婦の間に入り話し合いの場を設け解決の糸口を見つけていく協議の場となります。
まぁ、「ごちゃごちゃ言ってねーで復縁しろよっ!!」と調停員が夫婦お互いの話を聞き説得させるようなものです。
そしてこの協議離婚と調停離婚はお互いが合意できれば離婚になりますので今回、問題視しているモラハラは妻の一方的な主張にありその意思はかわりませんので話し合いの場など無意味です。
よってモラハラはこの協議離婚と調停離婚には該当しないこととなります。
って言うかやるだけ無駄です。
問題は裁判離婚の場合です。 この場合は法律で決められている離婚理由としてモラハラが該当するかどうかで判決が下るのです。
3つの裁判の中でも白黒つけさせるための裁判と言えるでしょう。今回のモラハラの場合は裁判になった時に離婚が認められかどうかがポイントとなってきます。
このモラハラが婚姻を継続し難い重大な事由に該当するかどうかこれが離婚理由になるかならないかの境界線となるわけです。
もうこの夫婦は結婚生活を続けていくのは無理だと判断されれば婚姻を継続し難い重大な事由に該当し離婚が成立することとなるでしょう。
だったら性格が合わないなどの性格の不一致の場合だと離婚は出来なかったけどモラハラなら出来るんだ!!
そう思われる方々もいるかもしれませんが・・・。
モラハラとは夫を例に例えると妻に対して精神的に相当ひどく侮辱するような言葉を浴びせるようなケースでこの場合、離婚に該当するかどうかですが残念なことに該当しません!!
たとえ裁判を起こしたとしても過去の婦間のやりとりを証明するものが何一つありませんので離婚成立は非常に難しいと言えるでしょう。
夫婦間の日常生活においてお互いの感情がその場その場で変化しぶつかり合うためその部分部分を取り上げてみてもどちらが良いのか悪いのか判断が付きずらいのです。
よほど人の道から外れたような言葉を毎日のように浴びせていれば別ですがたまに起きる夫婦喧嘩でそのような言葉を発したところで証明することが何もないということです。
結局は性格の不一致と同じような扱いになり離婚は無理だと言えるでしょう。
それでも離婚したければどうすればよいのか?
その時は無理にでも別居するしかない!!
だから世の妻たちは離婚を決意すると家を飛び出すのだ。
計画的に静かに離婚計画を立て、ある日を境に行動に出る訳にはこういった意味が隠されているのである。
法的に定めはないものの、ある程度の離婚の基準を満たす別居期間として5年間の別居期間が目安となるのでその時をじ~っと待ち続けているのかもしれませんね。
ほとんどの場合ちょっとやそっとのモラハラでは離婚は不可能です。ただしあまりにも酷いモラハラの場合は離婚が認められることになるでしょう。
裁判所でその酷さが認められれば離婚はできますが普通の夫に嫌気がさし離婚したくなるのであれば計画的な別居しかないでしょうね。
モラハラによる離婚まとめ
結局のところモラハラでの離婚は重大な理由でもない限りまずもって無理と言えるでしょう。
裁判官もモラハラを理由に離婚判決を出すのは材料が乏しく難しいのでどうしても離婚したいのであればやはり長期間の別居生活を経て離婚するしかありません。
裁判で離婚したい場合はこれ以上は婚姻関係を継続させることが難しいと第三者に分かるレベルで証明するしかないのかもしれません。
現時点ではモラハラはまだまだ裁判において離婚事由には該当していない現状にありますが今後はこのようなケースも多くなってくることも想定されます。
そのうち離婚事由に該当する日が来るかもしれませんね。
それでは今回はここまで!閲覧ありがとうございました ~。
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