みなさんこんにちは~
今回は夫婦間でよく起こりがちな離婚に関する問題、そんな中でも「この程度で離婚できるの?」と言った問題についてみなさんと一緒に考えて行きたいと思います。
夫婦仲が口論などで不仲になり猛烈に離婚したくなってしまうケースはよくあるものです。
こんな状態になった際、夫の場合は妻を無視したり気にしないことであまり大きな問題には発展しないケースが多いのですが妻の場合はそうはいきません。
以前にもお伝えさせて頂きましたが女性の場合は過去に受けた屈辱をいつまでも根に持つ特性があり夫側からすれば「えっ!?いまさらまたその話!?」なんてことも多く見られがちです。
そうこうしているうちにやがては妻に「離婚してやるっ!!」と言った感情が強く芽生え歯止めが利かなくなると夫に対して離婚を切り出してくるのです。
そしてその際の理由が「性格が合わない!夫の全てが嫌い!もう一緒に生活できない!」などと言った理由がポンポンと妻の口から飛び出すのです。
えっ!?そんな程度で離婚!?
そう思われる夫の方々も多いのではないでしょうか?
ではこの「そんな程度の離婚」と言うのはどこまでが認められるのでしょうか?
たいした離婚理由もなく一方的に離婚など出来るわけがない!!
離婚に該当するようなたいした理由もなく妻が離婚を切り出してきた場合、夫側としては「なんじゃそりゃ・・・」的な気持ちになるのもわからないではないですが妻は真剣なのです。
どうにかしてこの夫と別れたい!もう無理!!
目の前で妻に泣きながらこんな事を言われたら夫のみなさんもびっくりしますよね?
その時になってあたふたしたところで妻の意志は変わりません。
で、結局は「黙って静観するかなだめるか怒るか」の3択しかないわけでして・・・
怒れば家を飛び出され、なだめても効果なし、となれば黙って静観し妻が落ち着くのを待つしかありません。
しかしどんなに時間が経とうとも結局は妻の離婚したい意志は変わることありません。
夫からすれば「その程度のことで離婚なんかできるわけないだろ・・・」とあきれて物も言えない状況に陥ってしまうことでしょう。
とは言え、夫にとって「本当に離婚されたらやばい・・・」と不安になることは時間の問題なのです。
でも安心してください!!
結論から言えばこの手の妻側の一方的な離婚主張は認められなのです!!
妻が離婚するために残された手段とは?
よっしゃ~離婚できないのなら夫は安泰だ~
そう思ったそこのあなた!!
そこで終わってしまっては駄目なのです!!
もしこのような状況になった場合、例えレベルの低い夫婦不仲の離婚問題と言えど用心に越したことはありません。
それは妻に残された最終手段とも言うべき「裁判での判決」があるからです。
万が一にも判決で妻側の主張が認められてしまったら、例えそれが夫にとってどうでもいい内容の離婚主張だとしても離婚は離婚になってしまう・・・
だからこそ夫側もこの問題について詳しく理解しておく必要があるのです。
では、ここで離婚に該当する要件をざっと述べると以下のようになります。
- 夫婦間の不貞行為(※不倫など)
- 悪意の放棄(※生活費を渡さないなど生活できないレベルに追い込む)
- 3年以上の生存不明(※どこ行ったのかわからん)
- 配偶者が強度の精神病にある時(※回復の見込みがあったり治療すれば治るレベルの場合は駄目)
- 性格の不一致(※とにかく性格が合わない、嫌いなど)
今回の場合、というかほとんどの場合は5の性格の不一致による主張となるでしょう。
1・2・3・4の場合は確たる証拠があればで離婚出来るでしょうが5の性格の不一致の場合は・・・
基本はこれぐらいじゃ離婚は認められるものはないですが状況によっては総合的に判断し離婚の判決が出ることも無きにしも非ずと言ったところでしょう。
夫は「そんな程度の離婚要求で・・・」などと思い安堵していては駄目なのです。
思わぬ判決が出て足元をすくわれかねないことを覚悟し早急に妻に対して何らかのアクションを打ち夫婦間の問題解決を図って行きましょう。
離婚を覚悟した妻のエネルギーは夫には到底、理解できないレベルにあることを忘れないでくださいね~
まとめ
夫婦であるがゆえに夫婦喧嘩は日常茶飯事に起こることは当たり前のことです。
そういった面からすれば時には激しい口論、口喧嘩があってこそ夫婦とも言えるでしょう。
でもその後のフォロー、相手を思いやる気持ちもなく仲直りもできないようであればそれは本当の夫婦とは言えません。
口論の末に妻に離婚を要求され「そんな程度で離婚を主張するか普通?大丈夫か?」なんてたかをくくっていると思わぬ事態に巻き込まれる事だってあるのです。
本来であればたいした理由もなく離婚は出来ませんが、結局はその程度の理由だとしてもその後の夫婦間が完全に冷めきり、長年の別居により「婚姻関係が破綻する条件」を作り出せてしまうことも忘れないでください。
「火の無いところに煙は立たぬ」とはよく言ったものです。
夫は夫婦生活を営む以上、常に妻の怒りの感情を鎮める消火栓を頭の片隅に常備しておいてくださいね~
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