みなさんこんにちは~
今回は「別居婚・週末婚」について考えて行きたいと思います。
まず初めに「別居婚・週末婚」と聞いて「なんじゃそりゃ?」と思われる方々のために簡単に説明させてもらいますと以下のようになります。
別居婚とは夫婦が最初から別居した状態(※住居が別々のまま入籍)で生活することを目的とした結婚であり、週末婚とは入籍しているものの平日は別居した状態で週末のみ同居するような夫婦の形態を言います。
それって結婚している意味なんてないんじゃないないの?
そんな意見もあれば・・・
いやぁ~夫婦と言えど四六時中、一緒にいると息が詰まるし自分の好きなように時間を使いたいんだよね~
とまぁ・・・賛否両論色んな意見があるのではないかと思います。
確かに一昔前、昭和の頃はこんな別居婚だの週末婚だのしている夫婦はいませんでした。
いたとすればそれは夫婦仲が不仲で家庭崩壊の危機を迎えた状態にあったかと思います。
時代の流れとは言え別居婚や週末婚などと言った新しい夫婦像が出てきたことは今じゃ当たり前なのかもしれません。
別居婚・週末婚は許されるべきことなのでしょうか?
みなさんはこのような新しい夫婦形態をどう思われますか?
「夫婦とは何であるのか?」もう一度、考えてみよう!
そもそも夫婦とは一体何なのでしょうか?
男性と女性がお互いを愛し合い入籍することで戸籍上の形としては夫婦が成り立ちます。
しかし夫婦とはそれだけでは何の意味もなさないのです。そのことは今、このブログを訪れてくれている皆さんが一番ご存知のはずです。
そう、あなた方のお父さん・お母さんを思い出してもらえればわかると思います。
今現在、こうして一人前の大人として日々の生活を営んでいるのは少なからず自分の両親の存在があり、そんな両親の夫婦としてのあるべき姿を幼少期より目の当たりにしてきたことに影響していることでしょう。
皆さんのご両親はどうでしたか?
結婚生活を営んできた以上、どんな形であれ夫婦として家族のためにお互いを思いやり一生懸命に尽くされてきたはずです。
夫婦である以上、口喧嘩も絶えず不機嫌になることもあった。
でも無意識の内に相手の事を考え、夫婦として円満な形を維持するため自分の考えを犠牲にしてでも場を丸く収めようとする。
共に生涯を歩き生きていくと決めた以上、少なからず覚悟を伴い我慢も生じるもの。
それが夫婦ではないでしょうか?
最近はこの夫婦の形が崩れ、他人から見れば「えっ!?そんな事で!?」と思うような出来事で家を飛び出し別居したり相手の人間性を否定し、あたかも自分を正当化させ離婚に踏み込もうとする。
それが今の離婚率の高さに象徴されていることではないでしょうか?
別居婚・週末婚はリスクを回避した新たな夫婦の形
先程、理想の夫婦像をお伝えしましたが当然ですが夫婦と言えど我慢が出来なければ離婚してしまうことは避けられません。
今の時代は夫婦とは言えど共働きの状態が多く、夫は外で仕事をし妻は家事に専念するような夫婦形態ではないのは確かです。
ましてや非常に豊かな世の中にもあり夫婦とは言え、もっともっと自分の好きな事に自由に時間を使いたいことでしょう。
夫婦として一つの箱の中に納まってはいたくない・・・
そんな気持ちを優先した結果、「別居婚や週末婚」などと言った戸籍上の夫婦とは言え離れて暮らし週末だけ一緒に同居したり外に遊びに出たりする夫婦の形が出来上がったのでしょう。
一見すると確かにお互いの意見を主張した夫婦の形であることには違いありませんよね?
まぁそう言った夫婦が存在したとしてもそれはそれで当の本人達が良ければ問題はないのかもしれません。
しかし・・・
自分はこんな夫婦の状態がさも当たり前の習慣になって行くことに違和感を感じてなりません。
こんなものが本当に夫婦と言えるのか?と。
これじゃあ嫌な事からは避け、ただ入籍だけしてお互い好き勝手やっているだけです。
夫婦として同居した生活を送らずしてそこにさほど大きな問題も生じない事でしょう。
しかし生まれて来る子供の事を考えた時、その子供の手本となる両親がこんなリスクを避けた生き方を当たり前とした思考であればまともに育つわけがないのです。
別居婚・週末婚が駄目だとは思いません。
しかし、こんな夫婦の形が浸透して行っている現実に虚しさを感じてなりません。
本来あるべき夫婦像をこんな形で崩壊してほしくはないものです。
まとめ
夫婦であるにも関わらず嫌な事から目を背け自分の好きなように生きる。
それって、そもそもが夫婦になる意味があるのか疑問に思えてなりませんがみなさんはいかがだったでしょうか?
夫婦には色んな形があるのだからいいじゃないか!
今や情報化社会、人の心は他人の意見に左右され脆くも崩れ落ちやすい時代なのです。
こんな別居婚・週末婚など言った夫婦の形があたかも「素晴らしい当たり前の夫婦像」として世に浸透していく事に恐ろしさを感じてなりません。
そう考えると別居婚・週末婚は許されるべきことではないような感じがしてなりません。
やはり夫婦は夫婦、どんな時でも生活を共にし苦難を乗り越えてこそではないでしょうか?
そんな姿を見た子供達もまた大きく成長して行くものだと思います。
自分の好きなように生きる事は自由なライフスタイルゆえに本来誰しもが望むものですがそれは独身であってこそです。
結婚は覚悟を伴ってこそです!!
夫婦としてどこまで同じ道を歩み続ける事が出来るのか?
苦悩の末に夫婦としての成長があり円満な家族が形成されるのではないでしょうか?
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