みんさんこんにちは~
今回は「別居中の妻が不倫した場合に慰謝料請求できるのか」について夫側の視点から見て行きたいと思います。
このようなケースは日常茶飯事の世の中ですが、事が起きてしまったとしてまずは誰に慰謝料請求をするのかが問題です。
この場合の慰謝料請求の対象となる人は「やらかした妻とちょっかいを出した男」の2人ですね。
で、実際問題として慰謝料請求できるのかと言えば2人とも出来ます!!
しかし、別居中に夫婦関係が破綻している状態だと妻側だけにしか慰謝料の請求はできません。
ちょっかいを出した男には泣き寝入りするしかないです。
では、この結論に至るまでの流れを見て行きましょう。
不倫の慰謝料請求ってどうやるの?その手順は?
まず、世間ではこんなことを言う人達が多いです。
慰謝料請求してやる!!
そうですか~。で、その手順は?どのように行うおつもりですか?
シーン・・・
このように威勢の良い発言は飛び出したものの慰謝料請求を行うにあたって何をどうすれば良いのかわからない方々が多いのではないでしょうか?
慰謝料請求の手順を簡単に述べると以下の通りです。
- 弁護士事務所に電話して弁護士に相談する日にちを決め、弁護士に依頼する。(※この場合、法律事務所でも良くどちらを選んでも大差はありません。あとは弁護士さんが教えてくれます。)
- 一般的には相手方に書面で内容証明を送り付ける形で請求します。
- もしそれで相手が納得しなかった場合は示談・交渉決裂と言った形で裁判にて慰謝料請求をすることになります。弁護士を通し裁判所に訴状を提出する形で訴訟を提起し進めて行きましょう。
以上が簡単な慰謝料請求の流れになります。
不倫相手への慰謝料請求できるかできないかのポイントは?
別居中に関わらず不倫をした妻への慰謝料請求はできますが憎っくき相手の男への慰謝料請求は夫と妻との夫婦関係に大きく影響するのです。
冒頭でもお伝えしましたが「もう完全に破綻している夫婦」であれば相手の男への請求はできません。
しかし、少なからずコンタクトをとっている状態でまだ夫婦の関係が維持されている状態であれば相手の男への請求もできます。
妻と相手の男がどこまでの関係を持っているかが請求のポイントとなりますが一般的には「肉体関係」があれば不倫とみなされます。
だいたい他人の妻にちょっかい出すような男は肉体関係を持とうとするので必然的に不倫となりますよね。
とにかくこのように別居中は大きなリスクが付き物ですのでどうにかして何かしら別居中の妻とコンタクトはとっておいた方がいいです。
その方が裁判になっても「夫婦」としての証が保てますから。
不倫を伴う慰謝料請求の相場はどのくらい?
まず最初にお伝えしておきますがこの慰謝料請求に「300万!!いんや500万!!」と言ったような明確な金額は決まっていません。
そもそも不倫に伴う慰謝料の定義とは?
憎っくき不倫相手から受けた屈辱、精神的な苦痛に対して支払われるお金のことです。
じゃあこのくらいで・・・
すみませんでした!!
お菓子と3万円で許してください!!
こんな常識もないことを言い出す不倫相手も出て来る可能性もあるため、そうは問屋がおろしません。
そこで不倫した際の慰謝料にはだいたいの相場が決まっているのです。
結婚式で一人30,000円とか相場が決まっているようなものと同じですね。
ではこの場合の相場はというと?
- 妻が不倫しても離婚しない場合➡50万~100万
- 妻が不倫して別居するはめになった場合➡100万~200万
- 離婚するはめになった場合➡だいたい上限が300万円
以上が不倫した際に相手の男へ請求できる金額になりますね。
相手が社長とかになると社会的地位もあるので弁護士を通してかなりの和解金を受け取り収まる場合もあります。
いずれにせよ夫側にも不倫する男側にも何も良い事なんてないのです。
こんな自我の欲求に負けて別居中と言えど他人の妻に手を出すようなやからが今の日本にはあまりにも多くなっているような気がします。
ほんと、相手の夫の立場になって考えろと言いたいところですがこの手の男には常識のかけらも備わっていないので直接交渉しても話がこじれるだけだし弁護士を通した方が良いですね。
まとめ
別居中の妻が不倫した場合、まず誰に慰謝料を請求するのか?
そしてその際の請求ポイント、いくらぐらい請求できるのか相場がわかってもらえたのではないでしょうか?
夫婦関係がいかに悪かろうとも別居状態の妻を放置しておくからこのような事態になりかねないのです。
例え離婚する望みがなくとも夫側に「もう一度、妻を迎え入れたい!!」と想う強い気持ちがあればどうして妻を放置などするのでしょうか?
もしその気持ちがないのであればそもそもこんな「妻が浮気した!!」なんて慰謝料請求を起こすことさえおかしな話なのです。
別居と言えど「白か黒か」このどちらかしかありません。
白であり続けるよう妻にコンタクトをとり続ける努力を、復縁にむけた全面的な姿勢を保ち続けてもらいたいものです。
完全に気持ちが吹っ切れ、もう妻の事などどうでも良いと思うのなら男として潔く離婚するのも一つの手ではないでしょうか?
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