今の世の中、多くの夫婦に見られがちな離婚問題。
そんな離婚問題において大きな悩みを自分一人で抱え込み誰に相談すれば良いのかわからなくなることもあるでしょう。
そんな時、相談に乗ってくれるのが弁護士やカウンセラーの方々です。
親身になって相談に乗ってくれますので悩みを解決してくれる糸口を提供してくれるものです。
しかし、ここで問題になるのがお金がかかる。つまりは有料での相談になることです。
一体、いくらぐらいするのだろうか・・・
離婚相談ってほんの数十分で何千円も何万円もかかったりするような非常に高いイメージを持たれる方々も多いはずです。
さらには「本当に相談するだけで離婚問題を解決できるのか?」と言った不安もあることではないでしょうか?
そこで今回、「実際に離婚相談をした場合にいくらいかかるのか?」また、「離婚相談によって本当に悩みを解決できるのかどうか?」についてお伝えしたいと思いますのでお付き合いください。
高いイメージにとらわれがちな離婚相談の相場はいくらぐらいなのか?
今の世の中、インターネットの普及により顔の見えない相手とコンタクトをとることも当たり前の時代になってきました。
一昔前まではそのような習慣はありませんでしたので離婚相談なんて聞くと・・・
離婚相談?
そんな高いものに申し込みたくない!
それに本当に他人の悩みを解決できるの?
みたいに離婚相談は高いイメージかつ怪しい商売に思わる方々も多かったことでしょう。
でも今の時代は電話によらずネットを通して容易に申し込めるようになりましたのでさほど抵抗なく相談に乗ってもらえるのです。
自分の悩みを誰も聞いてくれない状態にあっては話を聞いてくれるだけでも気持ちに落ち着きが出るものですよね?
ここでどこに相談するのかと言えば大きく分けて2種類あります。
一つ目が弁護士に相談する場合と二つ目がカウンセラーにてカウンセリングを受ける場合です。
ではこの2種類の相談先、どう違うのか?
また、必要な費用はいくらぐらいなのかと言えば以下の通りです。
1.離婚相談を弁護士に相談する場合
この場合は悩みを聞いてもらうと言うよりは「離婚を決意した状態や何かを行う目的が明確な状態」にあるケースが多く、法の力で物事を解決する時に利用する場だと言えるでしょう。
法律的見解から弁護士の方にこれから先、問題の起きている事に対して白黒つける場合に利用するのです。
ですから「妻がどうすれば仲良くしてくれると思いますか?」なんて質問は弁護士に相談しても身の上話をする場所ではありませんので解決できることはほとんどありません。
あくまでも「離婚した際にいくらぐらいの慰謝料を支払うのか?」とか「財産分与はどうなるのか?」みたいな相談をする場所なのです。
ちなみに弁護士事務所で相談に乗ってもらった場合の相場は30分で5千円~1万円が相場となっています。
予定時間より早めに相談が終了した場合でも相談料が値引きされたりはしませんので「限られた時間の中で何を話すのか?」、自分なりに話の要点をまとめておいて相談に乗ってもらうと良いでしょう。
そして弁護士相談とは対照的に「悩みを相談できる場」が離婚カウンセリングです。
2.離婚相談をカウンセラーに相談する場合
こちらは先ほどの弁護士事務所のような「白黒はっきり着けるための手段」を相談する場ではなく自分の悩みを親身になって聞いてもらいアドバイスを頂ける場ですので相談を行う中で気持ちの整理ができ良い解決策が見つかるかもしれません。
悩みを聞いてもらうだけでも非常に効果がありますので利用者が多いのもうなずけますよね?
気になるカウンセリング料は一時間で5千円~1万円程度となっており浮気問題や一方的な離婚、DVやモラハラ、別居すべきかどうか等について相談に乗ってもらえる場となっています。
以上のように離婚相談は2通りの相談窓口をそれぞれのパターンに応じて利用する形になります。
離婚相談って本当に抱える不安や悩みを解決できるものなのか?
確かに離婚相談に乗ってもらい話を聞いてもらえるのはわかった。
それでもなお本当に解決できるのかどうか不安を覚える方々も多い事でしょう。
ではここからは「離婚相談を行うことで本当に悩みが解決できるのかどうか?」について考えて行きましょう。
結論から言えば解決出来るケースもありますがほとんどの場合、解決できない場合の方が多い事でしょう。
それはなぜか?
だって他人に相談すると言うことは自分の中で結論がでているからです!
そしてそんな自分の考えを後押ししてもらうために相談に乗ってもらうのです!
確かに離婚問題に関してどうすれば良いのかわからず離婚相談の場を利用することがあるとは思います。
しかし、「離婚をしたくない時」においては例え誰に相談しようとも「自分の中で離婚をする気がない状態」にありますのでいくら親身になってカウンセラーが「もう離婚した方がいいですよ・・・」と的確なアドバイスしたところで当の本人が聞く耳を持つ気がないわけですので高いお金を払ってカウンセリングをしても無駄なのです。
自分の考えにカウンセラーのアドバイスが賛同した時だけ解決できると言えるでしょう。
結局は離婚カウンセリングは今の自分の胸の内をさらけだし少しでも自分の気持ちを他人に理解してもらいたいがために高いお金を払ってでも行うものなのです。
確固たる離婚する気があるのなら弁護士に相談、解決を求めずとにかく自分の悩みを聞いてほしい場合には離婚カウンセリングを利用するのが妥当なのです。
自分がどうしたいのか?
その明確な方向性を持たずして離婚相談を利用しても何ら解決に至らない事だけは覚えておくと良いかもしれませんね。
それでは今回はここまで!計画的な離婚相談を~
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