みなさんこんにちは~
今回は「離婚する際のエネルギーはどのくらい使うのか?」について考えてみたいと思います。
よくちまたではこんな言葉を耳にしますよね?
離婚は結婚の3倍ものエネルギーを使うことになる!!
さぁどうでしょうか?
これは一度、離婚した方や離婚寸前の状態まで経験された方々ならわかると思いますが結論から言えば確かにその通りです。
もっと言えば離婚は結婚に比べて3倍どころか5倍にも10倍にもエネルギーを使わされるはめになることを覚悟しておかなければなりません。
これが離婚の実態です。
ではでは、離婚する際はなぜそこまでエネルギーを使うのかを見て行きましょう。
結婚と離婚の違いは夫婦お互いの方向性に原因がある
まずは結婚から見て行きましょう。
この場合はエネルギーなんてほとんど使わないでしょう。
あってもこれから2人で新しい家庭を築いて行こうとする勢いのある「正のエネルギー」しかありません。
2人とも結婚と言った同じ方向に向かって歩み始めるのです。
2人の気持ちが同じ方向に向かっていると言うことは何もブレることなどありませんよね?
仲良くお手て繋いで「よ~いスタート~!!」状態にあるため結婚する前から気持ちがすれ違っていることなんてありません。
「婚姻届け」を役所に提出すればはい、終わり!なんのエネルギーもいりません。
しかし離婚は別です。
離婚となると夫婦間において何かしら問題がおきるのです。
- 今まで2人で貯め続けた財産はどうするのか?
- 子供の親権問題はどうするのか?
- 離婚した後の養育費や慰謝料の問題は?
例を挙げればきりがありません。
夫婦お互いが「自分達は何もいらない、綺麗さっぱり別れよう!」となれば何もエネルギーを使うことなんてありませんがまずそのようなケースは稀で離婚は何かしら原因があるのです。
大抵の場合は夫婦のどちらかが離婚したいと言い、もう片方が離婚したくないとなるケースに遭遇するためお互いが「綱引き状態」にあるんですよね。
そしてその均衡が保てなくなった時、離婚することになるのです。
夫婦の進むべき方向性に違いが出たとき婚姻関係は破綻し始めると言っても過言ではないでしょう。
離婚に伴う泥沼の夫婦関係、そこから這い出すエネルギーは計り知れない
夫婦の内、どちらかが離婚に向けて走り始めるとその暴走を止めるのは至難の業です。
私も幾度となく離婚しそうになった経験があり、妻に離婚届を何度も叩きつけられた覚えがあります。
大抵の場合は妻が夫に対していきなり離婚を突き付けるケースが多く見られがちですが人って一度気持ちが冷めてしまうとその気持ちって二度と戻らないんですよね。
特に長年、夫に付き添ってきた妻が夫を嫌いになってしまうとその気持ちは戻らないものです。
片方は離れて行こうとし、もう片方は追い続けようとする関係。
これが毎日、毎日、追いかけっこしていればそりゃあ絶大なエネルギーを使うわけです。
来る日も来る日も何をしていても離婚と言う二文字が脳裏をよぎり精神的にもおかしくなり、動く事さえままならなくなっていくのです。
もうこうなってしまっては底なし沼状態にあり、そこから這い出そうともがき続け苦しむ姿があると言えるでしょう。
この期間が長ければ長いほど、つまりは離婚に伴い3倍も5倍も10倍もエネルギー、労力を使わされると言うわけですね。
また離婚は離婚裁判にも発展しかねません。
そうなると生まれてこの方、裁判なんて経験したこともない人間は何から始めて良いのかわからず、手探り状態でまたエネルギーを消費されます。
結婚は婚姻届けと言った紙切れ一つ提出することで済みますが離婚は離婚届を出すにも夫婦のどちらかがそれを阻止しますので簡単には離婚成立とはなりません。
離婚になって夫婦それぞれが今までには見せなかったかなりのエネルギーを費やし別れることになるなんて悲しい事ですよね。
そんな隠されたエネルギーがあるのならどうしてもっと前から、夫婦生活を送っていたあの時から夫に、妻に対してそのエネルギーを費やすことができないのでしょうか?
ひょんなことから意地を張り、離婚してしまう夫婦を見ていると本当に残念でなりません。
まとめ
離婚は結婚の何倍も何十倍ものエネルギーを使うと言ったお話でした。
夫婦お互いの方向性の違いから離婚問題に発展してしまうことは非常に残念でなりません。
できればこうなる前にお互いが同じ方向を向いて共に歩めるように出来てこそ夫婦です。
確かに離婚は結婚に比べて何倍ものエネルギーを使うことでしょう。
でも、それは夫婦生活を送って来た過程を振り返ってみると夫に対し、妻に対してそれだけ関心を持たず、エネルギーを使ってこなかったことの裏付けなのです!!
自分にやれることをせずして何が離婚ですかっ!!
離婚届けに判を押す前に夫にそして妻に対し自分の持てる最大限の労力を惜しまず、最後まで復縁を諦めないでほしい。
全ての力を出し切ったその後に離婚してこそ夫婦の意地というものがあるのではないでしょうか?
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