みなさんこんにちは~
今回は長い人生において最も苦渋の決断を迫られるであろう人生の分岐点。
別居中における離婚を決断するタイミングについて考えてみたいと思います。
妻に見放され夫婦でありながら別々の住居に住むことを強要された夫の方々を例に考えてみましょう。
ほとんどの別居された夫の方々は復縁を切実に願うも妻の離婚へと固まった気持ちを変えることも出来ない場面に遭遇する時が訪れるものです。
その時、ふと脳裏をよぎるのがどうやっても変わることのない現状に涙し離婚を決意した未来の自分の姿でしょう。
そしてこう思うはずです。
一体、いつどのタイミングで離婚を決心するべきなのか?
考えても考えても導き出すことの出来ない自らの答え。
離婚を決心する最善のタイミングとはいつなのでしょうか?
妻から離婚の申し出があっても夫は断ることなど出来やしない
夫婦仲がお互いに最悪で別居した場合においてはそんなものはお互いが離婚に合意した状態ですので離婚を決心するタイミングはどちらかが言い出した時で良いでしょう。
しかし問題は冒頭にもお伝えしましたように妻が離婚したがり夫は離婚をしたくない状態にあるときは夫は離婚を切り出すタイミングにおいて非常に悩まされることでしょう。
では、それでもなお離婚を申し出た妻に対して離婚を決心するタイミングがいつになるのかを決めるとなれば・・・
そんなものはありません!!
そもそも夫側は離婚をしたくないのに妻の一方的な離婚催促に同意など出来るわけがないじゃないですか!!
妻の気持ちが夫から離れていようとも夫の妻や子供達に対する気持ちは離れていないのです。
思い起こせば妻との何気ない会話や外出した思い出、子供達と家族で過ごした楽しいひととき、どれもこれもが良き思い出としてこみあげて来るのです。
そんな感情を押し切って妻に離婚を伝えることなんてまずもって夫には不可能です。
言葉よりもとめどもなく押し寄せる涙が先に出てくるため例え、「もう無理だ・・・」と自分でわかっていても離婚への決心は鈍り復縁したい衝動に駆られることでしょう。
結局は妻から離婚の申し出があったにしても夫が離婚を決心するタイミングなど絶対に訪れないのです。
婚姻関係破綻の現実を認めた瞬間こそ離婚を決意する時
妻が執拗に離婚を強要してきてもなかなか離婚を決意できない夫。
しかし成り行き上、どうしても離婚を決意しなければならないタイミングは訪れます。
それは自分の意に背く形での離婚を迫られた時です。
そう、夫婦関係の完全なる崩壊が裁判で認められた時です。
音信不通状態で夫婦としての関係が微塵もない場合や妻が何を言っても離婚の一点張りで話し合いにも応じようとせず長い年月が過ぎてしまった場合・・・それが離婚裁判で第三者から見て明らかに夫婦関係が崩壊していると判断されたとき。
この場合は今まで目を背けてきた婚姻関係の破綻と言った現実から逃れることなど出来ません。
そしてこの時こそ夫が離婚を決意させられる瞬間ではないでしょうか?
夫婦の関係はとうに崩れているものの妻の離婚を容認してあげられず、自分では決めきれなかった離婚を決意するタイミングがここにあるのです。
まとめ
別居中において離婚を決心しなければならないタイミング・・・それは婚姻関係の破綻を法の力を持ってして証明させられた瞬間だったのです。
離婚したくない人間が離婚を決意するなんて土台、無理な話です。
ましてや妻や子供と別れるため自らが家族といった一つの形を壊してしまう現実にどう立ち迎えと言うのでしょうか?
しかし別居生活は永遠には続かないのです。
やがては来る離婚、そんな離婚を決心するタイミングは自らで決めるのか?
それとも成り行き上の過程で決してしまうのか?
離婚を決意するタイミングは2つに1つなのですから。
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