みなさんこんにちは~
夫婦間の家庭内別居問題・・・この問題は現代社会において避けられないものです。
一つ屋根の下、夫婦のちょっとした気持ちの行き違いが家庭内別居に発展することはよくあることですがこれだけは絶対に離婚は避けられないと言える家庭内別居があります。
それが、「夫婦間の会話が一切ない」場合です!
さらにそれがエスカレートするともっととんでもない事態に陥ってしまうことだってあり得ます。
例を挙げれば以下のようなものです。
- 食事をとるのも別々
- 寝る部屋も別々
- 買い物も別々
こんな最悪な夫婦関係・・・
一日を通して一言も会話がなく夫は妻を気遣い避けるように生活を送り続ける毎日。
もしあなたが結婚しこのような夫婦関係に陥ってしまったら・・・
そのときあなたはどうしますか?
夫婦の会話が一切ない家庭内別居は離婚しか残された道はない
よく「会話が一切ない夫婦もいる」なんて噂を耳にされたことがあるのではないでしょうか?
夫婦でいるにも関わらず会話をしない?
独身の方々や新婚の方々からすれば想像も付かないような状況ですが現に今の日本の夫婦においてこの現象は数多く見られ離婚原因に発展してしまうことも少なくありません。
いきなり妻が夫を避けるようになることはよくあることでそこに理由などないのです。
いつの頃からか妻は夫を避けるようになり食事も寝る部屋も買い物も全てにおいて別々になる。
夫はそんな妻に気を遣い、妻は嫌がるのであればと一切の関りを持たなくなって行くのです。
そしてやがては耐えに耐えかねない状況になり、悲しい事に夫自らが妻に対して離婚を切り出してしまうことも少なくありません。
もう離婚してほしい!
そんな「離婚してほしい!」と言った言葉さえ口に出せず離婚届に判を押しテーブルの上にメモを添えて置く夫の姿が見られます。
悩みに悩んだ挙句の苦汁の決断と言っても良いでしょう。
そりゃそうですよね?
妻が夫を理由なく避け、全ての接触を拒み続け会話も一切なければ夫婦でいる意味なんてないのですから。
しかし問題はここからです。
そんな夫の離婚要請に妻が応じようとしないケースが多く、気が付けば何か月も何年も家庭内別居を続けてしまうこともあり得るのです。
このような妻と離婚できない夫はどこに原因があるのかと言えばこれしかありません。
憶病な人間ゆえに自分で離婚を決断する勇気が持てず全ての行動が中途半端に終わってしまうのです。
結局は自分の力ではどうすることも出来ず離婚調停を家庭裁判所に申し出ることになるわけですが・・・
この離婚調停、判決が出て完結するまでに一体どのくらいの期間がかかるのか気になりませんか?
離婚を決意して調停が終了し判決が出るまでにどのくらいの期間が必要になるのか?
実は会話も一切ない家庭内別居のような険悪な夫婦関係にあり夫婦のどちらかが家庭裁判所に離婚調停を申し出た場合、そう簡単に「1回ではいっ!終了!」みたいなことは絶対にありません。
例えば夫が妻との離婚を願い家庭裁判所に申し出た場合を例に挙げると・・・
まず初めに裁判の流れがわからないため家庭裁判所に出向けばそこで「離婚調停の流れ」と言うものをわかりやすく説明してくれます。
そこで夫が離婚調停を申し込めば第一回目の調停が約1か月後に開かれ夫婦が呼ばれます。
もちろん面と向かって話し合うようなことはなく調停員を挟んで別室にてお互いの主張を言い合うわけです。
離婚に伴う慰謝料や財産分与など事細かに取り決めをして行きます。
そこで双方の同意が早ければ早いほど離婚調停も終わりは早いですがそもそもそんな簡単に話合いが済むようであれば調停など入れる必要もないわけですので実際にはお互い納得がいかず時間がかかるものです。
およそ1か月に1回のペースで調停を行い、どんなに早くても3~4回はかかります。
となれば・・・そうです。
早くても半年ぐらいは離婚調停に時間を要するわけです!
ここが離婚調停を伴う離婚の大変なところなのです。
離婚届に夫婦お互いが印鑑を付けばそれまでですが大抵の場合は不満があり話がまとまらないために離婚調停を取り入れるというわけです。
ですから「家庭内別居による離婚」のようなケースで夫婦のいずれかが家庭を拒否しそこに原因があったとしても簡単には離婚出来ないと言うことです。
離婚がどれだけエネルギーがいるかは今回のお話でわかって頂けたのではないでしょうか?
さいごに
世の中には会話がないレベルどころではない「全てにおいて無関係な夫婦」も存在するものです。
なぜそのような事態に陥ってしまったのか?
そんな原因さえもわからないまま離婚を避けられない状態になってしまうことも少なくありません。
もしそのような夫婦間で一切の会話もない、一緒にいる意味さえない状態にあなたがなってしまったら・・・
そんな時は離婚を決断する勇気を持ってほしいと思います。
悲しい事ですが夫婦である以上、誰しもが復縁する気さえも起きない泥沼の現実と向き合う日が来ないとも限らないものです。
離婚を避けられない状況になった以上、夫婦として進むべき道は一つしかないことを覚えておくと良いかもしれませんね。
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