みなさんこんにちは~今回は離婚問題における重大な課題の一つ、「子供の親権に関する問題」についてお話したいと思います。
親権ゆえに真剣にお話しなければ・・・(※歳をとるとすぐにおやじギャグが思いついてしまいます。スミマセン・・・)
よく夫婦喧嘩が激化し離婚問題に発展すると妻から離婚を切り出される夫の方々も多くみられがちです。
その際に夫の口から発せられる言葉として次のようなセリフを耳にされたことはないでしょうか?
頼むから子供の将来のためにも家族でいてほしい!
これってみなさんはどう思われるでしょうか?
賛否両論あるかと思いますがこの手の発言はまずもって意味のない発言だと言っても過言ではありません。
その理由としては「夫婦の関係と子供との関係は全くの別問題」だからです。
離婚したがっている妻に対してこのような発言を行うこと自体、離婚を促進させ兼ねない。結局は「子供の将来のために」と言った発言は裏を返せば「自分のために」とも受け取られて当然なのです。
夫婦が離婚することは子供にとってどんな印象を与えるのか?
万が一、婚姻関係が破綻し妻と離婚することになった場合、気を付けなければならないことは夫自身が自暴自棄になることです。
俺はもう駄目だ!家族でいられなくなってしまった・・・父親失格だ!!
そんなことを思う夫の方々もいるでしょうが、ここで声を大にして言わせてもらいます。
何をおっしゃる!今が新しい人生の再スタートじゃないですか!!
父親失格?いいえ、離婚は夫婦間の問題であって子供には一切、関係のないことです!!
もう一度言いますよ。
あなた方、夫婦が離婚することは勝手です!!
ですが勝手に子供を巻き込まないでください!!
と言うことです。
子供にとって夫婦が離れ離れになろうとも父親であり母親であることには変わりはないのです。
確かに離婚し離れ離れになることは近い将来、子供にとってつらい現実を目の当たりにする場面も出て来ることでしょう。
でも、夫婦がいがみ合い一つ屋根の下で生活を共にする姿を間近に見続けさせられる方がもっともっとつらい印象を与え続け成長過程に支障を来たすと言っても過言ではないのです。
子供のためを思うのなら自分がどんな父親であり続けるかが大切
昭和初期の頃は「離婚は悪だ!」と言った印象があったことは確かです。
それは現代とは違い夫が外に出て稼ぎ、妻は家を守ることが当たり前の世の中だったからです。さらには「お見合い」も当たり前の習慣にあり家族ぐるみでのお付き合いが普通だったのです。
ですから妻が「離婚したい!」なんて軽々しく発言できるようなものでもなかったしそんな事を言おうものなら自分の親も「我慢しなさい!」、相手のご両親も「結婚した以上、易々と戻って来るな!」と言った傾向にあったのです。
今では信じられませんがこれが時代の流れと言うべきでしょう。
今は離婚が当たり前の時代であり特段、肩身の狭い思いをするような恥ずべき行為でもないのです。
だから離婚してしまことは悲しいかな起こり得ることでしょうし誰も攻める権利などないのです。
しかし子供にとってどうあるべきかを考えたとき、やはり父親はいつまでも「かっこいい父親」であってこそです。
夫婦が離れ離れになることは残念な事ですがそのことにいつまでも固執しているようでは子供にとってもかわいそうな事なのです。
よく「いずれは子供も将来、離婚した両親のことをわかってくれる日が来る!」なんて言われていますが実際はその子供でない限りわかるものでもありません。
しかし子供にとっていつまでもかっこいい父親であり続けることは離婚後の夫の責務ではないでしょうか?
妻のことなどどうだっていいのです。
離婚し籍を抜けた時点で赤の他人の関係に戻りますが子供だけは自分の血のつながった唯一の肉親なのですから。
そのためには自分を磨き続け、子供の成長と共にかっこいい父親の姿を見せ続けてこそです。
「子供のためにどんな父親であり続けるか?」離婚という2文字に惑わされず子供の為に、それだけを生き甲斐とし全力で生き抜いて行く必要があるのかもしれませんね。
まとめ
「子供の将来のために離婚を待つべきかどうか?」はたまた「離婚後の子供との繋がりはどうあるべきか?」についてのお話でした。
あまりにも離婚することに卑屈さを感じ憶病になる必要なんてどこにもないのです。離婚しても子供にとって両親という存在は切っても切れない縁なのです。
夫婦が離れ離れになることばかりに目が行き肝心な子供の将来を見据えてあげられない父親にだけはなってほしくないと思います。
結局、「子供の将来のため」とは夫婦がどうあるべきかよりも父親がそして母親が子供にとってどんな存在であり続けるが全てなのです。
家族の形は様々です。
全ての家族が親・子、共々仲良く暮らすことに越したことはありません。しかしそれだけではひとくくりに出来ないのが家族の形態です。
本当の家族とは何か?
その答えは自分で作り出してこそなのですから。
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