皆さんこんにちはアンラッキーマンです。
連日の暑さの中いかがお過ごしでしょうか?
お体に気をつけこのむさ苦しい夏を乗り越えていきましょう。
今回は別居中の男性にありがちな「世間体を気にするあまり離婚に踏み切れない臆病な人間」にスポットを当ててお話したいと思います。
例えるなら私がその典型的な人間です。
家から一歩外に出ると他人の顔色を伺いながら自分の言いたいことも言えず、周りに合わせ波風を立てないように生きてきた人間です。
特に会社の飲み会なんかは本当に生きた心地がせず、たったの1時間が5時間も6時間も苦痛を味わうがごとく非常に長く感じたものです。
世間では内弁慶、引っ込み思案などと言われがちですが本人からしてみれば臆病なことは性格上の問題ですのでこればかりはどうすることもできません。
そんな私のような人間が妻と別居状態になり離婚の危機にさらされた時に考えることはひとつです。
それは世間体です。
離婚した後に周りの人からダメ人間と思われることを極端に嫌い、まるで離婚が悪のように捉えがちなのです。
その結果、10年後私のように人生を棒に振り最悪の結末を迎えることになるかもしれません。
ですから今回、私と同じように世間体を気にし自分の考えとは逆の行動をとってしまいがちな臆病な方々は今回のブログを参考にしていただければ幸いです。
離婚は悪だ!恥ずべき行為だ!!と言った間違った考え方
皆さんは離婚と言った二文字を見た瞬間、率直な考えとしてどのような印象を持たれるでしょうか?
私は公務員の父と専業主婦の母とに可愛がられて育てられてきました。
良いこと悪いことの判別を厳しく教え込まれ何か悪さをすると父に何度もげんこつを受けたことがあります。
そんな父と母でしたが非常に子供思いの優しい一面もあり父母なりに私を一生懸命育ててくれた事が今になって思えば痛いほど分かります。
そんな考えの中育った私は仲の良い両親を見てきたせいか子供心に「離婚は悪である!離婚は恥ずべき行為だ!!」と思うようになっていたのです。
その考えは大きくなっても変わることはありませんでした。
周囲で離婚した夫婦を見てはダメな人間だから家庭がうまくいかない、子育てひとつもできないどうしようもない夫婦、そんな考えを持っていたのです。
しかし私が実際に結婚し、この離婚された方々と同じぐらいの年齢になった時、幼少期の自分の考えは間違った固定観念であると自覚するようになったのです。
世間体を気にし離婚を拒絶し続けた10年後の男の姿
私は今からさかのぼること約10年前に1年8ヶ月もの別居期間を経験してきましたがこの時ほど離婚された夫婦の方々の痛みを嫌と言うほど思い知らされたことはありません。
それは今まで離婚は夫婦間の問題でありダメな夫婦が離婚をするものだとばかり思っていましたが現実にはどうすることもできず涙を飲んで離婚する夫婦もいたということです。
その夫婦たちと全く同じ状況下に自分が身を置かれた時、私は離婚といった選択肢を選ぶことができませんでした。
心の中で何度も「もうこのままではだめだ・・・もう一人で生きて行こう・・これから一人で辛い人生になるかもしれないが今のままでいるよりは新しい希望が見い出せるかもしれない」そう思い続けてきました。
しかし実際に妻との離婚話が打ち上がるとどうしても離婚した後のことを考えてしまったのです。
離婚後に会社の人にこいつはダメな奴だと思われたらどうしよう・・親の悲しむ顔を見たくない・・親戚や知り合いに離婚したと晒し者のように思われるのは嫌だ・・そんな考えを持っていたのです。
そして1年8ヶ月の別居期間を経て復縁しました。
あれから約11年が経ち子供も中学生になりましたが今の現状は妻も子供もほとんど口を利くこともなく息子に至ってはここ数年まともに会話をした記憶すらありません。
毎日が何のために生きているのかわからない・・日々、泣きたくても泣けない自分が選択した人生なのです。
しかしこのことが今になって思えば大きな間違いであったような気がしてなりません。
周りに流されず自分と言う人間を大切にしよう
私が11年前に離婚という選択肢を選んでいたなら今の私はどのような人間になっていたのでしょうか?
あのとき自分の臆病な気持ちに打ち勝ち、正直にまっすぐに生きていたなら今の自分はどのように成長したのでしょうか?
こればかりは自分でも分かりません。
ただひとつ言えることは自分の気持ちに背いてまで形だけの結婚にとらわれると物事の本質が見極められないまま大事なものを失っていくような気がしてならないのです。
このブログで 「復縁を目指せ!!」と言っておきながらこんなことを言うのも矛盾していますが本当に妻とどうやっても夫婦関係が修復する見込みがない場合、たとえよりを戻しても夫婦の関係が改善される未来が見えない場合は離婚をするのもやむを得ないことだと思います。
世間体や周りの目を気にし、ただひたすらに復縁を願う姿は本来あるべき姿の復縁ではありません。
たとえ復縁しても私のように10年後、全く会話のない家庭が待っているかもしれません。
臆病な故に正しい決断を歪め流されると行き着く先は後悔しかないということを覚えておいてください。
自分の気持ちに正直に自分が正しいと思った道をひたすら突き進む。
それが後悔のない人生なのではないでしょうか?
臆病な人間まとめ
離婚は悪である!
離婚は恥ずべき行為である!!
こんな考えを持った私のような人間のタイプに言えることは臆病であるということです。
結局は何かのせいにして自分を正当化しその場から逃げるだけの人間なのです。
しかし長い人生において人生の大きな岐路となる決断すべき分岐点が訪れることは確かです。
その分岐点に立った時、どこまで自分の正直な気持ちに素直に行動できるのか?
このことが後の人生を大きく変えて行く事となるでしょう。
もしあなたが私のように世間体を気にし離婚を拒絶するのならそれはそれで良いかもしれません。
しかし本当に復縁した後に幸せが待っているのか?
その答えを持たずして復縁するのだけは本当に危険かもしれません。
一度きりの人生、10年後20年後を見据えた自分の姿を思い描き一歩でもその姿に近づけるよう歩き続けて行きましょう。
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